事案の概要

被告人は、自宅で、酒に酔った状態で、妻の顔を殴る、背中を蹴る等の暴行を加えて、全治2週間の怪我を負わせたとの容疑で逮捕された。

経過

しかし、被告人に面会したところ、被告人の腹や背中にも多数のアザがあり、腕にも引っ掻いた後のミミズ腫れがあって、「手を上げてしまったのは悪かったけれど、妻も酔っぱらっていて暴言がひどかったし、妻からもかなりの反撃を受けた」と話した。

そこで、弁護士から捜査担当の警察官に電話を入れ、被告人の怪我の具合も写真に残すよう要請するとともに、被害者とされている妻にも連絡をとって処罰感情を聞いたところ、「留置場でお灸を据えられればいいと思って警察を呼んだ。ずっと家に帰ってこないというのは本意ではない」とのことであったので、被告人の言い分と合わせて書面にし、担当検察官にFAXする等の働きかけをおこなった。

本事例の結末・結果

その結果、1度目の勾留満期日で、被告人は不起訴処分となり釈放された。