【詐欺を行った被疑者について起訴猶予処分を獲得した事案】
手持現金がないにもかかわらず、あるように装い、長時間のマッサージを受けたという事案に関して、詐欺罪で逮捕され、埼玉県川口警察署に勾留されました。
被疑者には勾留後に入金の予定があったため、入金後、その金員を用いて被害店舗と示談交渉を行いました。被害店舗を訪れ、被疑者の反省文を朗読する等することで示談成立となり、示談書の中には刑事処分は求めないとの一文を入れてもらうことができました。
その経緯を報告するとともに示談書を担当検察官に提出したところ、勾留満期を待たず被疑者は釈放となりました。