同級生や後輩に対する暴行を繰り返したという事案で,家庭裁判所の少年審判が開始しました。
 付添人弁護士は,被害者の少年に対する謝罪や示談交渉を進め,少年との面会を重ねて被害者感情を真剣に考えてもらいました。
 審判では,少年が被害者に真摯に謝罪していることや,他の共犯少年よりも暴行への関与の程度が低いこと,両親の監督が期待できることなどを踏まえ,社会内処遇が望ましいと意見した結果,保護観察処分となりました。