店舗への建造物侵入・窃盗を繰り返したという事案(被害総額100万円以上)で,家庭裁判所の少年審判が開始しました。
付添人弁護士は,被害店舗との示談交渉を進めながら,少年との面会を重ねての反省を促し,親の協力を得て就業場所を見つけました。
少年鑑別所の処遇意見は,少年院送致を求める厳しい内容でしたが,付添人弁護士としては,少年に社会の中で更生する機会を与える方がよいと意見した結果,保護観察処分となりました。