経過

 80代の男性は、酒に酔うと万引きをしてしまう癖があり、何度か刑務所にも行ったことがありました。今回は、執行猶予中にもかかわらず万引きをしてしまいました。
 逮捕・勾留されて、起訴されれば高い可能性で、執行猶予取り消しの上実刑判決が見込まれる事件でした。
 当初、被害添付には示談を断られましたが、家族と伺い事情を説明して、二度と店舗に立ち入らない旨誓約してなんとか示談をすることができました。

本事例の結末

 示談が成立し、今回は起訴を免れました。執行猶予のまま、今回の件は不起訴処分となりました。

本事例に学ぶこと

 窃盗事件は、被害者と示談することがで処分が変わってきます。支援者の力を借りて示談をすることが重要です。