①バイク用品等を窃取した事案で、執行猶予判決を得た事例

②40代の男性である被疑者は、派遣会社に勤める会社員であったが、生活費欲しさに駐車してあったバイクのかごからヘルメットなどを盗み、それらを買い取りショップに持ち込んで現金化するという、窃盗行為を行った。被告人は、換金したお金を生活費につぎ込み、費消してしまっていた。被害金額は約4000円。

③すぐに被害者との間で示談の交渉を開始したところ、被害者に対し1万円を支払う形での示談をまとめることができた。
 公判では、示談が成立していること、被疑者が十分に反省していること等を主張した。

④その結果、執行猶予判決をもらうことができ、実刑を免れることができた。