紛争の内容

被害者に暴行を加えた際に、被害者の所持品を意図せずに持ち帰ったという事案で、物を持ち去る意図が無かったという理由で強盗致傷罪の成立を争った事件

交渉・調停・訴訟などの経過

取り調べでは一貫して強盗致傷罪の成立を否認し、被害者と示談が成立した。また、10日間勾留の満期日において勾留延長をしないよう裁判所に意見書を提出し、勾留延長はされなかった。

本事例の結末

不起訴処分となった。

本事例に学ぶこと

強盗致傷罪の成立を争い、また、勾留延長を阻止する方法を学んだ。

弁護士 村本拓哉